本日の夜便は
敢えて使う写真があります。

目に心に
痛む可能性がありますので


お読み頂く際は
自己の判断で
お気をつけ下さいませ。





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甘えん坊で可愛いふたちゃんは
サバイバーです。





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葉っぱさん達のいた
おばあちゃんちには
16頭猫様がいて。


そのうち女子は10頭。

そのうち5頭が妊娠しておりました。






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明らかにお腹の大きかった
蘭ちゃんと菫ちゃんは
Boni's  houses
出産を待つことに。




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両前脚にハンデのある
茜ちゃんは身体も小さく。
妊娠してる様には見えませんでしたが
不妊手術の際に妊娠初期と分かり
堕胎になりました。


茜ちゃのお腹には
4頭の赤ちゃんがいました。



そこまでお腹が
大きくみえなかったのですが
ミモザちゃんと撫子ちゃんは
保護直前に出産してしまいました。




なぜ双葉がサバイバーか。
なぜ子猫が双葉しかいなかったか。




それは産んでも育たなかったから。



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ーここからご注意下さいー



ミモザちゃんと撫子ちゃんが産んだ
子猫達は
家のあちらこちらから見つかったそうで。



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子猫をさらう雄猫から
子を守ろうとママンがあちらこちらに
運んだ…


さらった雄猫が隠した…




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そして諦めるママン達。


落ち着いて出産育児ができる環境では
ありませんでした。


見つかった子猫は
多分、ミモザちゃんの子が2頭
多分、撫子ちゃんの子が2頭…


もっとどこかに
隠されていたかもしれません。




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辛うじて息のある子猫2頭と
ママン達は
ひとり団体級ボラ様の
みこまんまさんが保護。



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しかし翌日には
天使になってしまいました。



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早産だったのか…
哺乳力が弱かったのか…
遺伝的に問題があったのか…



そんなおウチで唯一の子猫だった
ふたちゃんはサバイバーです。



きっとママンが頑張って守り抜いて
くれたんだと思います。




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ボニータさんちで出産を迎えた
蘭ちゃんと菫ちゃん。


蘭ちゃんは5頭のママンに。
菫ちゃんは5頭出産でしたが
残念ながら死産が2頭…


全ての子が健康に順調に
産まれる訳ではない。
故に猫様は多産なのですが…




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保護当時に妊娠出産していた
女子達が
全頭無事に出産していたら
少なくとも+18頭になっていました。


爆発的に増えて
多頭飼育崩壊が起こる原因です。


おウチの中でも
不妊去勢手術は必要です。





お外の世界では
子猫の出産は忌み嫌われます。


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また猫が子供を産んだ!
と殺処分に持ち込まれる多くの猫は
この子猫達です。



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お外でもおウチでも。
妊娠する前に

手術さえしてくれたら…
それに尽きます。





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見てください。
とても幸せな光景でしょ?


と、言う私は
TNRの際に堕胎をします。



特に妊娠後期の堕胎はとても辛い。
医師にも申し訳ないし
産ませてあげたい。
そう強く思うけど。


保護して産ませてあげるには
落ち着いた環境が必要です。
ハンデ、病気のある子が産まれる
リスクも取る勇気。
スキルも時間も財力も。



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その全てがないと
産ませてあげられないと私は思うので
まだそれが無い
私は堕胎を選ばざるを得ません。



そのかわり
もう既に産まれてきた子を
少しでも助けられたら。

妊娠前に不妊、去勢手術を
進められたら。


と思っています。




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基本ワンオペで多産の母猫の育児は
神がかり的です。
忍耐強く
慈愛に満ちてます。


出産、育児は神々しい光景です。


皆様の猫様も
そして私達も
こうして産まれ育ったはず…




軽んじて良い命は
一つもありません。



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猫様の出産育児も
愛を持って見守られ
命の誕生が喜ばれる時代。


堕胎に心を痛める医師、ボランティア
乳を腫らし子を探す母猫が
いなくなる時代。

 
そんな時代を夢見ております。





Special  thank's

この記事のほとんどの写真を
みこまんまさん、ボニータさんに
お借りしました。