ちょー長い夜便です。
(文字多め、固め)



まず先に。
一度ちゃんとお伝えしておこうと
思ってたので
長くなるついでに。



いつも思っていた事を
改めて文字にしてみます。


私の記事は
私の目を通して見て
私が感じた事であり
それが
万人と同じ事ばかりではありません。


同じモノや同じ出来事も
見る人が
悪意に満ちて見れば悪業
善意に満ちて見れば善行
そう見えてしまいます。


私の記事には私の主観が入っています。
私の記事は
私にはこう見えてます。
私はこう考えます。
という一つの指標に過ぎません。
当たり前ですが
正解でもなんでもありません。


私の記事も含めて
探せば真反対の意見や声も
あるはずです。


それも是非見てほしい。
知ってほしい。


猫様のコトに限らずですが
声高で強い片一方の意見だけを
鵜呑みにするのではなく
たくさんあるモノの見方
たくさんある考え方の中から
何を選び、どう判断するかは
ご自身の良心に基づく
ご自身の考え、判断であってほしいと
思います。







長くなりましたがー。
ここからが本題。



ぷっちゃんは所有権放棄のおウチから
保護されました。
純血マンチカンです。


IMG_1853



高額で購入されたと
聞いています。



IMG_1855



マンチカンを迎える前に知っておいて
欲しい事。




IMG_1854



古くから存在は記録されていたけど
マンチカンの繁殖が本格的に開始されたのは
1983年以降。


まだまだ新しい血統になります。



IMG_1852



このマンチカンの短足は劣性(潜性)遺伝。


この短足を生まれさせようとすると
安直に
短足 × 短足の交配が
考えられます。


しかし

短足 × 短足 は
親の致死性遺伝子を
色濃く引き継ぐため
高確率で死産や奇形などの障害を
持って生まれる確率がとても高くなります。


死産や生まれて間もなく
死んでしまう子もいれば
内臓などの奇形で成猫になってから
突然死するなどのケースもあります。


なので
短足 × 短足の交配は
短足が出る確率は高くても
避けるべき。



短足 × 長足での交配では
死産や奇形などの障害を持つ子が
生まれる確率は減ります。


なのですが…


短足 × 長足の交配で生まれる子猫は
短足25%  長足75%
ぐらいだそうです。


ちなみに
販売価格は
長足の子は短足の子の
半値以下。



高額で販売出来る短足マンチカンを
たくさん産ませるために
タブーとされる短足 × 短足の交配には
なんの規制もない為
秘密裏にまかり通っているのが
現状です。




短足の子が生まれるまでには
たくさんの犠牲があり
たくさんの長足の子が生まれる。
それが現実のようです。


そのマンチカンですが
その短足が障害なのか突然変異なのか
意見が分かれ議論が続いています。


腰、尻尾、脊髄への問題が
あるとかないとか。
寿命(平均15歳 マンチは11〜13歳)
も歴史が浅くて正確に分析ができる程の
サンプル数がないため
グレーな状態です。


今のところ品種登録団体では
1団体だけ公認していて
あとの大手団体さんは保留だそうです。



それがぷっちゃん。
短足マンチカンを迎える前に
知っておいて頂きたい事です。



IMG_1846


ぷっちゃんと同じおウチから保護された
アントワちゃんは
スコマンチ。


スコティッシュの血を濃く受け継いだ
折れ耳です。



IMG_1847


大手YouTuberさんが
折れ耳スコティッシュフォールドを
お迎えになって炎上して
有名になりました。

そのおかげでスコの
かわいさもですが問題も
有名になりました。



IMG_1848



丸いお顔、折れた耳
穏やかな性格。


人気猫種なのも分かります。
まん丸でとっても可愛い❤️



でもスコティッシュは特に
買う(飼う)前に知っておいて
欲しい事があります。



IMG_1850



可愛い折れ耳は
「骨軟骨異形成症」
という病気です。


折れ耳の子はほぼ100%罹患しています。


耳が折れているだけなら
外耳炎などにさえ
気をつければ良さそうですが
ところがどっこい
違うんです。
ちょー違うんですよ…


骨軟骨異形成症…
主に四肢の主に関節に骨瘤ができます。
進行性の病気で
発症を防ぐことも進行を遅らすことも
出来ません。


何より骨瘤が出来ると
神経を圧迫して激しい痛みを伴います。


痛みに鳴き叫ぶ子もいる程の
激しい痛みを抱え
生きていかなければならないのが
耳折れスコです。


おとなしい、飼いやすい性格…
というより
諦めてすべてを受け入れた性格なのかな…
とさえ思います。




IMG_1851


そのリスクをちゃんと説明して下さる
ペットショップは少ないです。

なので知らずに購入される方も
とても多いです。



少しでも快適な時間を
長く過ごしてもらうためには

定期的でマメな健康診断
レントゲン
激しい運動はさせない
足腰に負担のない生活
が必要になります。


消炎剤が必要になる子もいます。
積極的に放射線治療を行う子もいます。
(高額)
外科手術になる子もいます。
(超高額)


質の高い生活を望むには
日頃のからのケアと
高額な医療費がかかってきます。
遺伝性疾患には使えない
ペット保険がほとんどですが
使える検査とかもあるので
ちゃんとしたペット保険に
入った方が良いと思います。



耳折れスコを買う(飼う)まえに
知っておいてほしい。


かわいいだけじゃないんです。



IMG_1838



ちなみに
こちらはアントワちゃんの兄妹
立ち耳スコマンチのオスカルくん。


流行りのMIX。
お値段はハイクラス。
スコとマンチの可愛さのハイブリッド
だけどリスクもハイブリッド。


それがスコマンチ…です。




IMG_1839


話はスコに戻りますが…


スコティッシュフォールドの
折れ耳は優勢(顕性)遺伝


折れ耳 × 折れ耳だと
ほぼ100%の折れ耳の子猫が生まれます。
ですが
マンチカンの危険な掛け合わせ
短足×短足  同様に
折れ耳 × 折れ耳もまた
致死性遺伝子の働きで
死産や奇形などで
生まれてすぐ亡くなる子が
とても多く
生き残っても
そして骨軟骨異形成症、
内臓を含むなんらかの奇形の可能性も
ほぼ100%です。


折れ耳 × 立ち耳だと
30%〜50%折れ耳の子猫が生まれます。


マンチカン同様に
販売価格は
立ち耳の子は折れ耳の子の半値以下。


そうなるとこちらも同様に
やっちゃダメな交配!と
されていても
それを縛る法律や規制がないために
折れ耳同士の交配は
しれっと多くされているのが
悲しい現実。


ブリーダーさんの善意に任せてる
現状ですが…
善意のブリーダーさんは
ごくごくごくごく一部…
きっと皆様の想像よりごく一部。


海外ではスコティッシュフォールドの
繁殖は動物虐待だとされ
イギリスとフランスでは
繁殖禁止になっていて
その他にも
繁殖禁止に向かって動いている国も
あります。



IMG_1842




立ち耳のスコティッシュホールドが
骨軟骨異形成症になる可能性は
低いとされています。


しかし可能性はゼロではありません。


折れ耳>>>>>>立ち耳>>お外猫
くらいかな。と思います。





IMG_1841



見ての通り。
スコもマンチもスコマンチも。
控えめに言ってぐうかわ。


おまけに性格は大人しくマイルドで
甘えん坊。


見ているだけでヒトは
幸せになれます。


見ているだけでヒトは
癒されます。


…………。



ヒトだけでなく
特にこの子達が幸せであるためには
知ってほしい。



可愛い短足っ子や折れ耳っ子が
どれだけの犠牲の上に成り立っているのか。




IMG_1844



知って買う(飼う)のは
個人の考え、個人の自由です。



ただ、知らずに買う(飼う)ことは
良くないと思います。



おウチに行ったあとの生活の方が
ずっと長く大事だから。



IMG_1845


残念なことに
お外でも折れ耳の子を見るように
なりました。


脱走したのか、捨てたのか…
未手術で繁殖してしまったのか…


どう見ても!
手足も短く、おっとりしてして
お外で生きていけるタイプの
猫様ではありません。

まして痛い、辛いを抱えていたり
長毛だったりしたら
最悪です。

の前に
お家猫だった猫様がお外で生きていくのは
とても難しいです。


お迎えしたなら。
お迎えするなら。

質の高い生活に心を配って
最後までかわいい我が子として
大事にしてあげてほしいです。





IMG_1843


どの子も愛されるために
生まれてきます。
しかし
血統書つきの子達は
お外の子たちと違い
ヒトが交配させ
ヒトが送り出しているのですから
その一端を担い
買う(飼う)ヒトは
その意味を知って
より責任を持って
幸せにしてほしいと思います。



なのに…は
書けたらその2で。



ちなみに。
アントワちゃんアンドレくんは
一目惚れから
一旦おウチに帰り
勉強をして
理解と覚悟をしてくださった里親様から
お声がかかったそうで。
兄妹でお届けになりました♪


ぷっちゃんも
可愛いから欲しいー♪だけでない
里親様をじっくり探そうと思います。