蓮の花…
蓮くんの話しは基本重めだし
ちょっとヒトによっては辛い写真も
多いので

心身が弱ってる方は元気になってからで

大丈夫。

元気な方もヨシっ!ってしてから

お読み下さいませ。







本当は遅れに遅れても
せめてお盆中に…

と思ってたんだけど。




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毎年変わる事ない
というか
もう
変われない、進まない、行き止まりな
蓮くんのお話し。


だからもういいか…
とも思ったんだけどね。









辛くても思い出すのも供養だし。
今年も書いてみようと思う。





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引き止めようと頑張ったんだけど
あっという間に
サンズリバーを泳ぎきった
国体強化選手級のスイマーだった蓮くん。





蓮くんは
めちゃイケニャンだった。


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大きなお目々で
人気のグレー。サバ白っ子で。


必要な医療さえ終われば
すぐ里親さんが決まりそうな。





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そんな可愛い子で。



性格も…
懐っこくて甘えん坊で。


注射や補液
強制給餌と
嫌がることをしても
怒らない
いい子ちゃんだった。




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首輪の跡もあったのに
保護猫カフェの玄関前に
捨て置かれた蓮くん。




そういうところに
捨てる愛情があるくらいなら
先ずは相談して欲しかったし


せめて
メモぐらいつけて欲しい!


推定でも生年月日とか
ワクチン接種の有無とか
医療記録とか
好きなモノとか
体調の事とか
どうして捨てる事になったのかとか。






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今でも
ウチじゃなければ…
私じゃなければ…
蓮くんは助かったのかもしれないな…

と思ってるし。



幸せにするって約束を守れなかった
後悔や痛みは消えないし。






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その痛みや後悔は
きっとずっと消えないし。


でも、それは蓮くんのせいじゃないし。


その痛みや後悔のおかげで
今、出会う子たちには
蓮くんの分も幸せになってもらおうと
思う原動力になってたりもする。






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だから…
もういいんだけど。



こうやって
蓮の花を見て
蓮くんを思い出すと






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まだまだ

悲しさと
悔しさと
痛みと
苦しさと
同じぐらいの
愛おしさがあって。



一言で言うならただただ辛い(笑)





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時間が経てば…
なんて事思ってたりもしたけれど


なんのなんの
まだまだしっかり辛いねぇ。



愛する者を見送る時


やっても後悔
やらなくても後悔
それもまた愛。



と思うけど
蓮くんはあわてんぼう過ぎて
まだ何もやらせてもらえなかったからなぁ…





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最後の写真を見ても
蓮くんは美しい子だったなぁ。


と目や鼻から汁を垂らしながら
そう思うんだけどね。





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そんな私は
保護譲渡をしてるヒトの中では
まだ恵まれてて。


しっかり見送ったのは
あんちゃんと蓮くんだけ。



今年に入ってから
私が手伝っただけでも…
知ってるだけならもっとたくさんな
保護猫さま達が

旅立ってる。



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みんにゃ
病気があったりしながらも
ずっとのお家を保護主宅で夢見て
頑張ってた子たち。



元気で健康な保護っ子ばかりじゃない。
というか
何か理由があって
そこで生きられないから保護される子が
保護っ子だからね。





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こうして
看取られて
花を持たされて
旅立てるのは
ひと握りの幸せな子たち。


なんだけどね。




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保護主は多かれ少なかれ
みんな同じ痛みと戦ってる。


頑張ってる保護主さんほど
その痛みを抱えてる。



幸せな巣立ちの歌ばかりではなく
悲しい巣立ちの歌も
あるんだよね。



だからね
皆様もこの機会にね
どうしたら悲しい巣立ちの歌が
少なくなるのか考えて頂いて
一歩前に踏み出して欲しい。





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もうこれ以上
悲しい歌は聞きたくないのです。


泣くのが嫌なら
さあ!歩け〜♪ですね。