今日はあんこのお葬式でした。

昨日も遺影にする為の写真選んでは泣き。
プリントしては泣き。

なんでデジカメで撮らなかったんだろ。
なんでたくさん撮らなかったんだろ。
黒猫は撮りづらい。とかって言って。
バカだったなぁ。
まだまだ撮れると思ってたんだよなぁ。
と、少ない写真から選びました。


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あんちゃん可愛いなぁ。
若い頃は、メチャモテだったんだろうなぁ。
動けた時はどんな遊びが好きだったんだろ。
赤ちゃん産んだ事あったのかなぁ。
なんて考えては泣き。

この後、亡骸やら遺骨やらの写真を貼り
忘れないウチにリアルなお話しをしたいと。
見たくない、読みたくない。って方は
今日はこちらまでで…。




いつか来る愛するペットとの別れ。
リアルな話を公開する事で
いつか誰かのお役に立てればと。

まず困ったのが亡くなってから
今日までのあんちゃんの保管。
折しも暖かいというよりも
暑くなってきちゃって。

人間なら送り人さんがやってくれるけど。
私がやるんだよね………。

まず闘病で汚れたお顔と身体を
ウェットティッシュで綺麗にして
硬直が始まる前に目を閉じさせました。
で、いつもの寝姿に形を整えて。
そしてキライだったブラッシングを
しました。

その後、本当に辛かったのですが…
悩んだ末、クーラーボックスに
使っていた毛布を敷き、
タオルの上にペットシーツを置いて
あんちゃんを包みました。

ペットシーツ敷いてて正解でした。
多分硬直の時に残尿が出てました。

顔はやっぱり包めなかったけど…
その状態でクーラーボックスに入れ
上からビニールを掛けました。
そして保冷剤を入れ蓋を閉めました。

この時が今日ダンボール棺の封をするより
辛かったかも。



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ここの斎場の指示では
首輪もフードもダメ。
入れていいのは花だけ。
タオルに包んでビニールに入れて
ダンボールか木箱に入れて
頭がどちらか箱に記入してお持ちください。
との事。


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クーラーBOXからダンボールに泣きながら
移し替えましたが…
まるで寝てるだけみたい…でも
猫様が温かく柔らかいのは生きててこそ。
そんな当たり前の事が本当に辛かったです。


亡くなってスグにウチの市の公営斎場に
電話をして予約が取れて
今日の16時に火葬が決まりました。
集団火葬と迷ったのですが
遺骨を引き取れないというか
見知らぬワンちゃん猫ちゃんとごちゃ混ぜに
なってしまうのは………。
と思い個別火葬でお願いしました。

個別火葬………。
今度は埋葬場所問題がありますけどね。

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まだ新しい斎場なので
こんなにオシャレ(笑)

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祭壇があり、慌ただしかったけど
最後のお別れをしました。
色々持って行ったけど使ったのは遺影だけ。
お別れが済むと箱に入ったあんこを残し
会計と待合室に案内されました。
ここがあんこの身体と最後のお別れでした。

市民は火葬代が¥5000
骨壷、カバーは売店で売ってました。
骨壷、カバーは確か¥4000弱。

火葬は一時間弱と聞いていたのですが
アワアワしていたのであっという間でした。

呼ばれて最後のお別れをした部屋に戻ると
白く小さくなったあんちゃんが待ってました。


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白くなっちゃったねぇ。
小さくなっちゃったねぇ。
軽くなっちゃったねぇ。
と泣きながらお骨上げをしました。

最後の仕上げは粉ひとつまで
ヒトの時の様に
職員の方がして下さりました。
辛く尊いお仕事に感謝致します。

小さな箱に入ったあんちゃんを抱え
ウチに帰りました。

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皆さんに温かい言葉を掛けて頂いて(;ω;)
ありがとうございました。
もっと早く病院に…
もっとイイ病院に…
もっと高いフードを…
もっとイイ療法食を…
もっと写真を撮って…
もっと可愛がって………。
と、もっともっと…が尽きません。

でも、でも、きっと
老猫のあんちゃんを一人ぼっちで
人知れず死なさない為に
猫神様が私を遣わしたんだと。
あんちゃんを温かく柔らかいベットの上で
看取るために。
と、思う事にしました。

だから私は大丈夫です。
ばいばい。あんちゃん。
天使の羽根の上で思う存分
食べて飲んで遊んでゆっくり寝てね。